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![]() 真冬の早朝から稲荷講中の旗を揚げる。2月1日は毎年早朝に旗をあげることになっているらしい。近所の人たちが持ち回りで管理をしているので、14年に一回しか当番は回ってこないらしいが、寒い中、鉄柱の大きな柱をあげるのは一苦労だ。 日常の風景は見ているようで、見ていないことがおおく、この旗も実は初めて見る。そこで、困ったのが旗の向き。内側なのか外向きなのか、はたまた違うのか。 いろいろ迷った結果、最終的にこの向きに落ち着いたが、写真が残っているわけでもなく、なかなか難しい。昔ながらの風習は多くが口伝なので、ちょっと聞きそびれると伝言ゲームのようにどんどん変わっていく。 この稲荷講も不思議だなあと昔から思っていたけれど、実際自分が関わってみると、昔むかしのことを少し垣間見ることが出来て、まるでおとぎばなしを聞くような思いをしている。 この旧世界の習わしはいったいいつの世の中まで続くのか分からないが、順調にいけばあと3回くらいは番が回ってきそうなので、最後まで見届けたいと、今日は青空に旗を揚げた。 ![]() ここ数日とても寒い。この冬一番の寒さかもしれない。そんな折に仕事初めに久しぶりに版画用のインクをつくることにしたが、あまりの寒さでインクが固い過ぎて上手くいかない。2年間の熟成を待って使う予定のインクの出来がどんなものになっているのかたのしみでもあるが。 そしてこの寒さの中、ひさしぶりに近所で行われているどんど焼きに子どもたちを連れて出かける。どんど焼きは天声人語によると左義長と言うらしいが、三本のやりのようにした棒の先に団子を作って差し込む道具や、内容はこの言葉からは思いつかないもので語源が気になる。 そんなどんど焼きはちょっと油断すると団子はすぐに真っ黒になってしまって、スルメイカは食べる状態ではなくなってしまう油断のならない行事だが、自治会の人達がふるまう甘酒などを頂きながら、火にあたり、空高く上る灰を眺めていると、信心深い行事の趣があるように思う。 近所の人達が揃って集まり、あの人はどこの子?あの人は誰の息子?などと話題が尽きない。もともとクローズな村祭りの風情を残す数少ない日本のこの行事は、真冬に残る牧歌的な日本の風景に映る。 帰りに焼いた団子をほおばりながら子どもと帰る夕暮れは今も昔も変わらない日本の風景に見えた。 あけましておめでとうございます。やっと風邪もよくなってきて、10年以上放置してあった物置の掃除もほぼ終わり、今年がやってきました。本当は今日リニューアルのウェブサイトは完成せずに先送りですが・・・。今年は新しく増えた弟夫婦と揃ってのお正月となり、実家の年始行事も賑やかになりました。何のことはありませんが、家が賑やかであるというのはいいのものです。 元旦と言えば年賀状ですが、郵便局が民営化になって、とてもスピーディーに届くようになった気がします。今年は年末に体調を崩したこともあり、初めて元旦まで年賀状を書かずにいましたが、今年も丁寧な手書きのお手紙を沢山頂きました。直筆でいろいろと書かれている年賀状はとてもいいものだと思います。 束になった年賀状をめくると、「だいすきながく。」とラブレターまで入っていました。これは長男へのものですが、やっと書けるようになったひらがなを駆使して書いたのでしょう。 そんないろいろな年賀状がありましたが、一枚一枚めくるとそれぞれの人のことを思い出します。年賀状を書かないと公言していた長いお付き合いの方から、初めて年賀状が来ましたが、これには少し驚いて、久しぶりに訪ねてみたくなりました。手紙はやっぱりいいものです。 手紙と一緒にフランスから展覧会のカタログが届いていました。国が違うと選ばれる作品も、また随分違うなあと、先日ルーマニアから送られてきたカタログと見比べてみると思います。さっそく仕事モードですが、今年も昨年に引き続き、個展やグループ展が続きます。本年もどうぞよろしくお願い致します。 このところ、一家揃って風邪を引いてしまって、僕も久しぶりに大風邪で、あれだけ頑張った掃除も結局頓挫してしまった。毎年必ず元旦に届くように出していた200枚ほどの年賀状も、今年はそんなことですっかりやる気なく毎日が過ぎる。 そんな中、長男は元気がありあまるほどなので、多少の熱や風邪では保育園に行きたがるが、さすがに毎日熱があったり咳が酷いとそうも行かない。そんなことで、家で子供の面倒をみることになるが、5才にもなると年賀状のやりとりをするらしいので、年賀状を書かせることに・・・。 長男は僕に似て完璧主義な気質を持っているので、ちょっと自分が思ったように描けないと怒り出すので、怒ったりなだめたりして描かせるのが一苦労。この先きっと苦労するだろうなあと、先が心配になる。僕も、ものすごい怒りっぽかったのが直ったのはつい数年前のことなのでまあ仕方がないだろう。 その年賀状、昨晩は一枚書くのに一時間も掛かったが、今朝は機嫌良く数枚の年賀状をさっと書いてみせた。最近の流行は迷路らしく、僕も毎日白い紙に迷路を描かされている。機嫌良く描いたこの絵は、もらった大人はなんの暗号かと首を傾げるだろうが、子供通しだとさっと理解しあえるのだろうと思う。毎年沢山の変わった年賀状を頂くが、一枚一枚丁寧に描かれた年賀状はどんなものでもとても嬉しい。そんな年賀状の届くのもあと数日後のこと。一年が経つのは本当に早いとつくづく思う。 ![]() 特にクリスチャンでもないので、クリスマスというのは、子どもの日であってそれ以上のことがない。5歳になる長男はおじいちゃんが家のどこかにおもちゃを隠していると数日前から屋探してして抜け目がない。そんなことでいつまでサンタクロースを引っ張れるかわからない。もしかしたら今年で終わりということもある。 そう考えると次男とうのは実に可哀そうな存在で、兄弟の年齢差に応じて兄の信じていた迷信も、兄が思っていたほどは長く信じていられないものである。がしかしその分成長もはやいという利点もあるが。 この子どもの日に子どもが願うおもちゃやその他を用意することは最近では本当に大変なことで、かなり早く予約するか、せっせとおもちゃ屋さんにでかけていつおもちゃが入荷するのか調べなくてはならなかったりする。写真のケーキも12月のはじめには完売だった。 12月に訪れる子どもの日の準備は年々難易度が高くなってきているようで、ほかのことも忙しい年の瀬に、さらなるハードルとして存在するクリスマスという子どもの日は親としては大変な日である。
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