今、個展の準備の真っ最中です。今回は画廊に展示する際のセットが大変なので、本当に上手くいくのか、まあやってみなくてはわかりません。もしかしたら展示の際にすべてひっくり返してプラン変更なんてこともあるかもって思っています。
パリで制作した色彩銅版画の作品も展示予定ですが、まあ初めてのものなので、またぼこぼこに悪口を言われるかと思うと、少し気が引けます。が、妻に言わせると「そんなもんほっとけばいい」と頼もしい応援団です。
色彩銅版画の刷ったものも、一年間で積み上げると優に50センチほどはありました。輸送費が高いので、残念ですが大夫現地で破棄しましたが、まだまだ沢山あるのです。そのなかから数点出品作を決めるのはなかなか難しいので、珍しく家族に意見を聞いてみると、自分の選んだ以外のものが選出されました。
なんとなく今回はあれもこれも出したいし、出したくないしってなかなか考えがまとまらないので、またワンダーランド的な展覧会になりそうです。
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展覧会は3月11日(木)-18日(木)まで六本木の
湘南台MYギャラリーで開催します。
会場には毎日午後2時から在廊予定です。多くのみなさんのご来場をお待ちしています。
展覧会コンセプト
2008-9年に文化庁在外派遣員としてパリで版画を研修した際に制作した作品を展示します。
この展覧会ではフランス人詩人ロベールマルトー氏との共作となる私の水彩画と詩人の自筆による12点組の詩画集「星の詩韻」と研修先のアトリエコントルポアンで制作した銅版画と帰国後に制作した作品を展示予定です。詩人との共作になる詩画集は星を巡る生命の理をテーマにしています。