またこの季節がやってきた。いつも思うのだが、これは国策からはじまった人災公害なので、その責任の追及をいい加減してほしいと思うのだが、誰もそんなことは思わないのだろうか。
まあ、日本が戦争で壊滅的になった後で、復興のために行ったことなので、いかんせんあまり強い気持ちでは思っていないのだけど、毎年やる気も体力も2分の1以下になってしまう、この時期にいつも考える。
まあ、しかし花粉症というのは大変な病気である。先日、良く晴れた日曜日に公園に行ったら、本当にそのまま死んでしまいそうなくらい具合が悪くなった。まだまだ公園で遊びたい子どもに懇願して帰宅してきたが、懸命な判断だったように思う。
それからここ数日雨が降って少しは落ち着いてきたけれど、それでもやる気も体力もそがれたままとなってしまった。しかしやるべきことは山積みだったりする。
そういえば、パリには杉花粉というものが全くなかったので、一年間一度も花粉症にならずにすんで本当によかった。でもパリは街路樹の花粉症の悩む人たちがたくさんいて、その花粉症の問題も大変らしい。
どこも人間が勝手につくりかえてしまったので、住みやすいことを目指したのに結局、住みにくくなってしまったように思う。
花粉症はこれからが本番。宴会もこれからがシーズン。タバコとお酒が最も花粉症にはもっとも大敵。出来るだけ表にでないようにしなくてはと、ますます大量に降り注ぐ花粉を窓の外に見て思う今日この頃である。