海外からもどんどん心配してメールがくる。海外ではメディアがトップニュースで取り上げていて、その様子は日本が終わりのようなニュースなのかもしれない。特に今回は原発のことがあるので、周りも他人事ではないのだろう。
いろいろ心配してくれるなかで「疑い深く用心深い人」なので大丈夫でしょう。とあった。でもあんまり用心深いのでイソップ物語のように早めの判断をなかなか信じてもらえないことが多い。
今回も、早めに水や食料を買い置きするくらい買ったほうがいいと話したら、笑われたがふたを開けると結局そうだったりする。じつはもう随分前から水を備蓄をしたほうがいいと思って、毎回箱で買っていたりするのだが、地震は想定していても、放射能汚染は想定外なので、飲み水以外はもうどうしようもない。
かつて核戦争を想定した時代があって、その頃よくそんな本を読んだけれど、今になってそんなことを実践するような時代になるとは思いもよらなかった。
今日は、見まわすと町に人が歩いていない。みんなそれなりに見えない恐怖に身をひそめているのだろう。
見えない恐怖とこれからどうやって付き合っていかなくてはならないのか、考えるだけで具合が悪くなる。