美術家 大矢雅章の目
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金属をなます
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15日からはじまる個展には、ドライポイントで制作した作品が沢山ある。その中に銅板をなまして描いた作品が数点ある。僕はこの方法が気に入っていて、出来ればたくさん作りたいなあと思っている。

金属は高温で熱すると柔らかくなり、急冷すると硬くなる特性を持っている。銅版画に使用する銅板はもともと他の金属より柔らかいが、高温で熱してゆっくりさますと、板の端をもつとくにゅっと曲がるほど柔らかくなる。これを金属をなますという。

ドライポイント技法は鋼鉄のニードルで直接線を描画するため、銅は柔らかいと描きやすい。彫刻家の若林奮さんは沢山の銅版画を残したが、文献によると、このように銅板をなまして使っていた作品がある書いてある。

面白そうだと試して見たが、熱し方が均等でないと逆に描きにくくなったりして具合が悪い。今度は金属で作品を作る工芸家の文献を調べて見ると、なます時は草木灰の中が一番だと書いてある。

そんなことで、窯の中にいれて銅板を熱してなまして見る。これが表面が酸化したりしてなかなかいい。本当は高圧バーナーで熱するがいいのだが、今の時期だと急冷過ぎてしまって具合が悪い。これならゆっくりさます事が出来のできっと柔らかくなるだろう。

銅板を使ってると一口に聞いても、なにか独特の表情をもった作品は見る側には想像もつかない工夫をしているのだなあと、いろいろな文献を読み解いていくと良く分かる。

僕もいろいろ工夫をして、自分が見たことのない作品を生み出してみたいと、このような珍しい方法論を知るといつも思う。
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by guruguru-kobo | 2014-01-13 00:01 | 制作日記 | Comments(0)
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