僕は新しい機械製品が大好きだ。こんなものがあったら便利だなあと思うものは、まず買って試してみたい。そうは言っても予算には限りがあるので、最近は吟味に吟味を重ねるうちに、購入しないことがほとんどだ。
ここ一年ほど、ウェアラブルカメラをどうしても使って見たかった。僕は自分で写真を撮るのが好きなので、自分の制作工程を自分で好きなように撮りたいなあと思っていたのだ。満を持して最新型を購入してみると思った通り面白い。若干視点をコントロールするのが難しいが、スマートフォンで完全にコントール出来るので自分で確認しながら撮影出来る所がいい。ちょっと広角気味だが、それは仕方がないだろう。
新しい道具はいつも自分の創作の範囲を広げることが出来る。今回の新しい道具は、長年考えている「おしゃべり銅版画チャンネル(仮称)」の制作に使うことにしよう。これも早く取り組みたいのだけど、編集が大変だし、始めると続けなくてはいけないし、やりたいし。と悩み多い。
新しいオモチャは、作業を便利にするより、また新しい悩みをひとつ増やしてくれたようにも思う。