すっかり真ん中が減ってしまった、オイルストーンを直す。刃物を綺麗に研ぐにはやはり砥石が綺麗でないといけない。
砥石を直すには、砥石同士ですりあわせる方法もあるが、ブロックに粗めの金剛砂をまいて研磨する方法を使うと簡単に大きな段差を直すことが出来る。このやり方は藤原久太郎さんの技法書に詳しく掲載してある。かなり長く使用している砥石なので、思ったより中心の減りが大きかったが、20分ほどで元通りになった。
やはりぴったり平らな砥石の使い心地がいい。新作のメゾチントでは常にスクレーパーを研がなくてはいけないので、新品同様になった砥石がこれまで以上に大活躍しそうだ。