小雪の降る中、志木にある額縁店ジェイ・エフ・ジーに出かけた。随分と長いお付き合いだが訪問は初めてだ。今日は詩画集のたとうの制作打ち合わせのため、たとう職人さんとの打ち合わせ。どんなものが出来てくるのか今から楽しみだが、職人さんはどうも気が重いようだった。今回の函はものすごく凝っているので、材料的に失敗が許されないのだ。職人の腕の見せ所、頑張って欲しい。ここのお店(工場)は、社長がとても親切で特注の額やパネルはお勧めです。多摩版の人はここを使っている人が多いのです。
そのあと豊島区にある、活版印刷所へ版画集にいれるエッセイの印刷の打ち合わせに行く。
ここの職人さんは細かく活版のことを教えてくれてとても満足した。僕は職人さんと会って、必ず打ち合わせをするので、毎回知らない職人さんと出会うのは楽しみだ。きっと綺麗な印刷が出来てくるだろう。活版の手間暇を考えると気が重くなるが、後生に残って欲しい技術の一つである。