美術家 大矢雅章の目
by guruguru-kobo
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なんとなくね
「エッセイストになりたくて」と、僕のウェブ制作などを一手に引き受けてくれているデザイナーの友人に話すと、「もっと文章に癖がなくてはね。」とさらっと言われた。あっけらかんと厳しい一言ではあるが、僕は彼女のデザイナーとしてのセンスをとても信頼しているので、パートナーの一意見として受け止められる。文章は絵と同じで、その人の個性が良く反映されるので、あくの強さが、作家の個性として読者を引きつける魅力になるのは当然で、それがなくては作家として通用しないのだと思う。

銅版画についての簡単な分かり易い文章を書いて、広く意見を聞いてみると、会社広報などを仕事にしていた友人から丁寧な添削を頂いた。実に的確で明確でサッパリしている。読んでみて、これなら誰にでもはっきり分かるなあと感心した。僕の文章は雰囲気で書かれていると、随分前に、その友人の意見を聞いたことがあったが、今回も「なるほどなあ」と、添削してくれた文章を読めば読むほど納得する。僕がイメージで伝えようとした部分がカットされた文章を読み直して、言葉だけで明確に伝えるってこういうことなんだなあと、改めて認識することが出来た。きっと僕には、仕事として単純に伝達するだけの文章は書けない。

僕は、なににでも「なんとなくね、こんな感じ」ってことが好きなので、やっぱり文章もそうなってしまうのは仕方がないのだ。そんな僕にはきっといつまでたってもあくは足りないけど、自分色の「こんな感じ=コムサ(仏)」で押し通して、どんな文章が書けるようになるのか。自分なりに、未知の世界に手を入れる面白さが、文章の世界にはまだまだ広がっているように思う。

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by guruguru-kobo | 2010-04-30 00:29 | ちょっと気になること | Comments(0)
みなさんにお願い!
6月に在住をしている座間市開催の版画グループ展「ざまに生きる版画家たちに参加することになりました。そこで版画を知らない方々に向けて約300字で簡単に各技法の紹介をチラシに掲載することになり、できるだけ分かりやすくするためにQ and A方式で記載しやさしく印象に残る書き方をしています。それが下記の文章が草稿になりますが、これを読んでいる版画に詳しくない方のご意見をお聞かせ願いますか?

Q.銅版画ってなに?

A.「銅版画」は厚さ1mm程度の板の上に、金属のペンや特殊な薬品をつかって描く方法で作られる版画の呼び方です。「エッチング」という名前は薬品を使って描くこの技法の一つです。銅を加工して作った原版は本当に極端な言い方をすれば10円玉の表面のような状態になっています。その凹凸に油性のインクを詰めて、プレス機という機械に通し、紙に刷りとることで、銅版画が完成します。あまりなじみのないものだと思いますが、実はみなさんのお財布の中にある、お札の顔の部分は、今でも銅版画の技法の一つで制作されています。約500年前から、ほとんどやり方を変えずに現在でも生活の一部に残っている版画の技法、それが銅版画です。
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by guruguru-kobo | 2010-04-29 17:43 | お知らせ | Comments(4)
想像力を刺激する
へんな病気が蔓延してから、マスクをする人が増えたように思う。口元というのは、実は顔の印象をかなり左右するので、マスクをしていると、目元がきれいな人は、それだけで美人に見えるので、きっと得をしているに違いない。

いつもマスクをしているといえば、歯医者さんがそうだが、通院している医院は美男美女そろいである。真っ赤なスポーツカーにのる坂口健二のようなドクター。マスカラばっちりの看護婦さん。どの方も、目しか見えないけど、想像するに美男美女だろう。おまけにいつもこちらは目をつぶっているので、その間はますますどんな顔をしているのか想像するばかりである。マスクは想像力を刺激するアイテムである。

やはり人の気を引くには、何事にもちらリズムが大切なのだ。全部見えてしまうと、なーんだと思うことは実に多い。その代表がかつて世間を騒がせた、「宮沢りえ」のヌード写真だったりするのだ。実は「鳩胸」だった。巷の男性をがっかりさせた単純な落ちである。

それと、ときどき通院している整体の整体師の先生もきれいな人である。しかし、この女性はなぜかいつもマスクをしているのである。患者さんはいつも背中を向いているだけに、その声と、ときどき見える彼女のパッチリした目に、想像力はいつも刺激されるのである。
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by guruguru-kobo | 2010-04-29 08:05 | ちょっと気になること | Comments(2)
イギリスの国際版画展の情報!
ここのところ、国際版画展の募集シーズンのようです。今回はイギリスでの展覧会の情報をお知らせします。この情報は版画家の伊藤あずささんから寄せられたものです。伊藤さんは多摩美術大学を修了後、作家活動を続けています。現在は東京版画研究所の講師をされています。7月中旬には六本木にある湘南台MYギャラリーでの個展を予定しています。ぜひその展覧会も見てほしいと思います。
詳しい情報は大矢雅章のDigital Print Archives BB  でみてください。
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by guruguru-kobo | 2010-04-29 06:51 | 展覧会情報 | Comments(0)
代弁者
ある小説家の方のエッセイに「職業柄、他人の話を聞くことが多いので、人の身の上ばなしから物語が描かれることがある。」と、ありました。と、同時期に、ある歌手が、自分の作った国民的代表歌は多くの方の言葉を代弁して制作させたもので、自分は代弁者のようなものだとも言っていました。僕の書く文章はこれまで自分の視点を明確に伝えるために描いてきましたが、そんなお二人のことを、はたと思いだして、初めて他人の視点から描いた文章を書くことにしたのです。この文章はある時、長い時間をかけて作家の方が自身の作品について語ったことを、僕の目線を通して文章にしたものです。ちなみに文章上に出てくる「もんもん」とは刺青のことで、今回は日本の芸術に対しての興味を綴ったものになりました。僕にとっては守備の範疇外にあることですが、本当に興味を持っている方の視点というのはどんなものでも、魅力的な内容を含んでいるように思います。

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「もんもん」

私はもんもんを背負いたいと願ってやまない。

しかしその願いが叶うことはたぶんないだろう。しかし「倶利伽羅紋紋」はいつの頃からか私のこころの中の美の基準になっているように思う。

なぜ私がそれを美しいと思うのか、私は分からない。心の泉を覗き混むようにいつも考える。そして悩む。いろいろ遠回りをしてやっとたどり着いた答えを形にする。

そして今やっと、「彫るということ。描くということ。私の体。」それぞれへ、ばらばらに持っていた確固たる興味はやっと自分の中をぐるぐると周りながら、まるで強い紐が出来るようによりあい、形になってきた。私の欲求はここに描き止めることで、ある一つの満足感を得られたが、心の中に散らばる自分ですら見たことない、体をうずかせる欲望という名の見えざるイメージは、まだこれから、私の柔肌の上ではなく、白い紙の上に描かれることになるだろう。

そうなることで、ますます私の興味を私に向けさせて自分の心の深淵を覗き混むことになるだろう。その泉にはどんな世界が広がり続いているのかを、私は知る必要があるのだ。体に刻みを入れるという欲求が、自分の深層心理のどこに埋め込まれたみえざる地雷なのかは、今の私にはまだ明確に探すことは出来ないのだ。その手がかりは、今もこれからも自分の手によって無意識に描きだされて刷り出される白い柔肌に、少しづつ見ることが出来るかもしれない。彫り師によって描かれ、幾時を経ても薄皮に残るもんもんから養われた美意識を、私は私らしい美の形として迷うことなく描き続けたい。
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by guruguru-kobo | 2010-04-28 09:12 | エッセイ | Comments(0)
マキアート
d0134629_011772.jpg少し前になりますが、旅の途中に小説を書いていました。まだ完成にはほど遠くで形になりませんが、誰もが共感出来る些細な恋のお話を書いています。この小説はいろいろな方から聞いたお話を織り交ぜて一つのお話にして行くつもりで書いています。エスプレッソを飲んで旅をした思い出も少しばかりフィクションの元になっていたりしますが、少しだけ、コーヒーつながりということで掲載しました。旅先で年下の友人からコーヒーを飲みながら教わった「マキアート」という言葉が物語のキーになっています。

ここに掲載しているのは、小説のほんのわずかな途中の一コマです。あまりに断片的ですが、ワガママでもありつつ、本当は素直な恋人と再開した男性のたわいないお話を描きたいと思っています。この小説は必ず書き上げると短い旅を共にした友人達に約束しているので、連載で書こうかなあとも思います。やっぱり締め切りがないとかけませんね。それと温度感が違ってしまうとなかなか筆が進まないといいわけするのは、アマチュアだから仕方ありません。文章でプロというのは大変な仕事だと思いますね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ご注文は。
そこまで彼女が楽しそうに話すと蝶ネクタイをしめたウェイターがゆっくりと話の腰を折ってくれた。

「キャラメルマキアート」

「エスプレッソ」

「あら、どうしたの?いつからコーヒーなんて飲むようになったの。あれだけ嫌いだって話していたじゃない。」

「まあ、人生いろいろあるとビターな飲み物が好きになるのさ。」

「まあそれだけ私たちも大人になったということね。」

「そういえばいくつになった?」

「失礼ね。女性に年齢は御法度よ。大体、私はあなたと同じ年でしょう。
あなたはいくつになったわけ。」

「37。おまえもうおばさんじゃないか。」

そういうと、彼女はむっとしたような、少しはにかんだような口をして僕をにらんだ。あっ痛い!なにすんだよ。

「必殺、猫パンチを食らえ!パンチパンチパンチ。」

僕はちょっとからかわれたときにする、彼女のその豊かな表情を見るのが好きだったことを思い出した。そう思うとまたからかいたくなるのが僕の悪い癖だ。
時計の時間はもう深夜一時をまわり、お客は僕たちだけだった。その静かなカフェでは僕たちのたわいないじゃれっこだけの、舞台のようになっている。

「お二人とも楽しそうですね。そう言って、若いバーテンがゆっくり、注文の品を二人に差し出した。」

「ああ、みてこのキャラメルマキアート。ミルクがハートの形している綺麗。」

「ありがとうございます。あの失礼ですが、ご夫婦ですか?」

「いいえ。友人です。」

「これは失礼しました。お二人の雰囲気があまりにも良く似ていらっしゃるものですから。」

「そうですか?」そう言って彼女は口の周りに一杯ついたクリームをまるで子供の仕草のようにぺろりと舌をだしてぬぐった。

「昔は良くそう言われたものですけど、実は今日久しぶりに会ったんですよ。
本当に何年ぶりかに。お店は何時に閉まりますか?」

「実はもう店じまいの時間ですが、お二人の再会に水を差すほど私はヤボではありません。どうぞごゆっくりしてください。」

そう言うと、バーテンはカウンターの奥に戻っていった。

「おまえは相変わらず誰でもすぐに仲良しだなあ。まあそれが良いところでもあるけど。そう言えばさっきマキアートしないって聞いたけど、このことだったの?」

「バカね。こんなことな訳無いじゃない。あなたはいつまでたってもダメな人ね。そう言えばね、私ね、少しイタリアの小さな街に行っていたの。」

「あれ、パリに行っていたんじゃなかったの?」

「まあたまには私も旅にも出かけるのよ。イタリアにはバリスタの勉強に行っていたのよ。そこで私、運命の出会いがあったのよ。ねえ聞く?」

「聞くもないだろう。是非聞きたいね。」

こうでも言っておかないと、また口をアヒルのようにひん曲げて違う話を言い出しかねない。僕はほおづえをついて頷いてみせる。久しく会っていなかったが、体で覚えた本能がさっと反応したようだ。まったく女は本当にどうでもいいことにおしゃべりで困る。と、思いながら。

「イタリアのベルガモ街でね、四つ葉のクローバーを探していたのよ。ほら、私、四つ葉のクローバー好きだったでしょう。」

「ああ、よく知っているよ。」

あれだけ僕に四つ葉のクローバーのグッツを買っておかせて忘れるはずないだろう。と、言いたいところだが。

「それで。」

<つづく>

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誰にでも共感できる、本当に些細な日常を描きだすのは、これを書いているとなかなか難しいなあと思うのです。でも頑張って続きを書くのには、また空気の乾いたいい所に行かなくてはなりませんね。
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by guruguru-kobo | 2010-04-27 00:26 | エッセイ | Comments(3)
コーヒー
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最近、「コーヒーが好きでね」って言ったら、旧知の後輩が「久しぶりにあったら人間の中身が入れ替わりましたね。」と呆れていた。僕のコーヒー嫌いは有名でこれまでほとんど口にしなかったからだ。パリに滞在中に、カフェに毎日行くので、仕方なく、カフェクレーム(カフェオレ)を飲んでいると、「それ女性の飲み物」って言われるので、仕方なくエスプレッソを飲んでみると、とても美味しい。びっくり。旅行の時に友人のお宅で、エスプレッソを入れるポットで煎れたものも、びっくりするほど美味しかった。まあ煎れる人が上手だったのかもしれないけど。それからというもの、カフェでエスプレッソを立ち飲みするのが、朝の習慣になった。これもお店によって随分と味が違っていて、それも楽しみの一つになった。

実はこのエスプレッソとの出会いは、もう20年くらい前になる。近所に外国人が多く住んでいるので、いろいろなお店があるのだか、ある時に誘われてブラジル料理のお店に入ったときにサービスで出てきた小さな入れ物に入った煮詰まったコーヒーらしきものが、多分そうだったのだと思う。その時の印象ははっきり覚えていて、こんな煮詰まったコーヒー出すなんて最低の店だと思ったものだ。しかし無知というのは本当に恐ろしい。

そして今ではすっかり好きになったが、ワインもそうだが、本場で飲む方が遙かに当然ながら美味しい。やはり食べ物は風土に密接に関わっている。そう言っても、なんとなく最近、エスプレッソが飲みたいので、そのポットが欲しいなあと思っていると、友人の占い師のサイトにそのことが書いてあった。お店まで行ったら、なんとタイムリーに割引中だったけど、旧知の後輩に「きっと面倒になりますよ」って言われたことを思い出して、なんとなく止めました。彼は僕のことを良く知っているので、なんとなく聞いてしまう。

でもやっぱり欲しいものは欲しいと思って、ふつふつと考え中。僕は形から入りたいので、やはりそのお道具が欲しいかも。コーヒーとワインとたばこが似合いそうだと言われるが、これまで全くどれも嗜好しなかったが、やっとイメージに少しばかり近づいて来たのかもしれない。

フランスのこともすっかり忘れそうになってきたけど、少しずつ体に残ったことは、すっかり習慣になって、新しい自分のスタンスになっているように思う。
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by guruguru-kobo | 2010-04-26 16:28 | 好物この一品 | Comments(8)
第二回ペナン国際版画展2010募集のお知らせ
第二回ペナン国際版画展2010募集のお知らせを大矢雅章のDigital Print Archives BBに掲載しました。
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by guruguru-kobo | 2010-04-25 15:56 | 展覧会情報 | Comments(0)
リアルフェイク
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仮面ライダーというシリーズの中で、「仮面ライダー電王」というのは非常に人気のシリーズらしい。子供がいないとこんな番組には縁がないが、近年ではなかなかハンサムな俳優を登用するので、母親のファンも多いらしい。その仮面ライダーも近年は当然CGを多用して制作されているのだが、ほとんどの部分が実写で作られている。それだけに存在感があっていい。握手会に来る電王のコスチュームもフェイクとは言え良くできている。CGを否定する訳ではないが、時代の進化は早くもうCGでどんなものが作られてもそう驚きはなく、先だって公開されて話題になったアバターは、映画館に行きそびれて自宅のテレビで2Dをみるとそんなに面白い映画とは思えなかった。

そんなこともあってか子供番組の普及の名作である「機関車トーマス」の最新作を見てガッカリした。たぶんすべてCGで作られていると思う。あのなんとも言えない牧歌的な雰囲気のある映像が機関車トーマスの魅力の一つだったと思うが、それが妙に生々しい映像になってしまうと興ざめだ。想像にやさしいが、同じイギリスの発の「サンダーバード」の人形劇がすべてCGになったら、きっと気持ち悪いものになるだろう。作る側はできるだけ完璧なものを作りたいので、当然CGを多用してできる限り美しい映像を作りたかったのだろうが、すべてそれが良いわけではないと思う。ものにはそれぞれに与えられた良さというものがあるのだ。

時代はCGでリアルな偽物をつくることだけに留まらず、すべての世界で疑似を追及し、野菜の世界にも普及し始めた。これをフェイクという言い方もどうかと思うが、太陽の光をLEDに変えて室内で土から切り離して生産した野菜には土の味はしないらしい。試食した女性のコメントが恐ろしかった。「土の味がしないので美味しい」、と。人間はどこまで傲慢になるのか、そう考えると先は闇に包まれている。すべての世界から本物が不必要とされる時代がやってきたのかもしれない。そう考えると、消耗品が持て囃されるのはデフレのせいばかりでないだろうと思うのである。
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by guruguru-kobo | 2010-04-25 10:05 | ちょっと気になること | Comments(2)
セルビアの国際ビエンナーレ情報
ここ連続でお知らせが続きますが、セルビアのINTERNACIONALNI UNIVERZITET でBIENNIAL OF WORKS ON PAPER 開催されます。この展覧会はオープンコンクールで、出品費が無料です。
紙の上に描かれているジャンルならだいたい参加出来るようです。デジタルプリントの有無は記載がありません。単純にグラフィックに入ると思います。大きさは100cmx70cmまでです。締め切りは6月20日です。

この展覧会にはウェブサイトがありません。書類も郵便で来ました。
メールアドレスは ukcentar@uninp.edu.rs です。各自でお問い合わせください。
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by guruguru-kobo | 2010-04-24 16:45 | 展覧会情報 | Comments(0)