美術家 大矢雅章の目
by guruguru-kobo
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フィールドワークから始まって
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今年もドングリ拾いに公園や林になんども出かけた。中腰になって転がっているドングリを拾い上げると、同じ空間の中に沢山落ちている場所、そうでない場所、発芽しそうになっている場所があることが分かる。

土の上に広がるドングリは、眺めていると夜空に広がる星空のようにも見えるが、通っている内にそれとはまた違ったイメージを見せた。

物事は関係性で成り立っているのだ。沢山転がっているドングリからはなんとなくそう考えさせられる。ユニバースの中の関係性。繋がるもの。繋がらないもの・・・。生と死。

今、集中的に作り始めたメゾチントとエッチングを使った新シリーズは物事の関係性を表現したいというフィールドワークから生まれた。散らばる形、繋がる線。透明度のある漆黒。自分のイメージにぴったりしたものが生まれた来たように感じている。



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by guruguru-kobo | 2014-11-27 22:10 | ちょっと気になること | Comments(0)
真っ黒な手と顔

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昔から木炭やコンテを使って素描するのが好きだ。とにかく夢中になってやるので、気がつくとあたり一面が真っ黒になる。鉛筆で描くことも好きだが、塑像のように大きな形を模索する時には、やはりコンテや木炭がいい。

手袋や補助具を使って描くと感覚がずれるのでやはり手に持って描きたい。とにかく満足するまでやるので、手はなんど洗っても黒いままだ。そんなことで、当然顔も真っ黒となる。ふらりと訪れた弟が顔を見るなり、どうしたんだという。どうもこうもないが、真っ黒な顔を見て驚いたのだと思う。

コンテを使った新しい版画作品の素描が進んできた。実際にはメゾチントとエッチングを使った作品になる。自分ではどうかなあと思っていたが、長く応援してくれている画廊主からは、次回の個展はこの感じで行きましょうという、心強いお言葉を頂いた。自分なりに模索する新しい感じは、20点くらいは連作として制作して発表したいなあと考えている。

幅の広いトーンを使って感覚的に描くことの出来るコンテによる素描は、イメージを探したり、膨らませたりしながら完成に近づいていく感じで心地良い。描いたり消したりして変化する画面は、まるで波打ち際の砂浜をみているようで、なかなか終わりを決めづらい。

雨の日にゆっくりと造形を楽しむ。コンテはそんな今日の感覚にぴったりな道具である。








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by guruguru-kobo | 2014-11-25 15:02 | ちょっと気になること | Comments(0)
版画とオブジェのシームレスな関係
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銅版画の制作の合間をぬって、時々オブジェを作って来た。オブジェの制作は、オブジェで作りたいという強いイメージがあったので、版画とオブジェの完全なる一致というものがなかった。

むろん、表現方法に合わせて素材や技法を変えるので、一致するということに無理があると思っていたが、版画の表現が少し変化したら、急にオブジェとの関連性が見えて来た。

この変化は、論文の執筆に真剣に取り組んだ副産物として見つかったものだと思う。制作者がなぜ論文を。という質問を多く受けるが、頭の中を整理して、論理立てて物事を考えていくと、自ずと自分の向かうべき方向性というものが見えてくるように感じている。

僕の場合は、制作の基盤となるスタンスに改めて目を向けることで、もともと持っている自分らしさがはっきりしてきたように感じる。

版画制作に取り組みながら、オブジェの素材を作りだす。新しいオブジェには、これまで使わなかった素材を使うことにした。手間暇掛かるが、どんなものが出来るのかやってみる前が一番楽しい。

版画とオブジェ。僕にとっては本当はなにも隔たりのない表現方法だとやっと思えてきた感じがする。
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by guruguru-kobo | 2014-11-24 12:38 | 制作日記 | Comments(0)
亜麻仁油の実験
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銅版画の制作にはいろいろな素材を使う。市販で売られているものは、そのまま普通に使うことが出来るが、自分の好みに合わせて変えていこうとすると、さまざまな知識が必要になる。

版画は紙の上に刷るので、本当はどのようなインクを使ったら一番いいのかということを、素材の上からも知る必要がある。紙の上に油性のインクをのせる訳だから、当然、紙は酸化によって痛んでくる。どうしたら酸化を防止して長くいいコンディションで作品を保つことが出来るのかということを知ることも制作者の大切な素養ではないかと思う。

むろん、銅版画に使用する亜麻仁油は生では使用出来ないが、素材そのものの変化を知ることも大切なことだ。さて、そんなことで、インクの主成分の一つである、亜麻仁油を2008年から日光に晒しておいた。同じ環境に置いてあるのに、左右の瓶に入った油の粘性が大きく変化した。実に不思議だ。

ふと思い立って、放置しておいた油の瓶に水を入れて攪拌した。この作業は油絵の溶剤制作の基本でもあるが、実際やってみて、このあとどんな変化が起こるのか気長に眺めたい。出来た油から版画用の油を作ったらどんなものが出来るのだろうか。答えのないことに挑戦することはいつも楽しい。



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by guruguru-kobo | 2014-11-23 10:56 | ちょっと気になること | Comments(0)
国際版画コンクールの変化
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国際版画コンクールに出品するようになってもう15年ほどになる。最初は郵便だったが、そのうちメールになって今ではオンラインになった。応募の方法も時代と共に変化してきた。

先日、オンラインエントリの際に画像を入れることが出来なくて応募出来なかった。ということを聞いた。コンピュータを使いなれない人達にとって、また一つハードルが上がったわけだ。しかし、これは今始まったことではなくて、郵送で送っていた時も、英語が読めないと応募出来ない、海外送金、郵送方法、などあげればいろいろなハードルがあった。

そして今度はコンピュータ。多くの人のネックは解像度の指定だったりするだろう。しかし、これも今度の最低ラインの基準になってくるから、応募したい人はそういったことも自分で勉強していかなくていけない時代になったのだと思う。

僕の友人で後期高齢者と呼ばれる年齢だが、インターネットを駆使して、ウェブサイトを構築し、デジタル版画を作り世界中に応募している人もいる。同じ年で世界中の情報を探して調べている人もいる。一方、我が父のように、テレビも満足に使えない人もいる。デジタルが出来るか出来ないかは決して年齢ではないと思う。自分で出来ない人はよく知っている人に聞けば良い。結果は意欲によってのみ切り開けものだと思う。年の離れた意欲的な友人の行動は、常にそう思わせる。

アナログな版画も応募に際してはデジタルな時代に完全に突入したと思う。デジタルによって世界が急速に小さくなり応募がしやすくなった。完全にデジタルエントリを採用した展覧会、東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2015の応募が2015年1月5日から始まる。来年の展覧会にどんな作品が展示されるのかとても楽しみにしている。

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by guruguru-kobo | 2014-11-22 08:42 | ちょっと気になること | Comments(0)
過去の僕からみらいのあなたへ

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郵便受けにあった一通の手紙を見て驚いた。自分の字で宛名が書いてある。最近自分に手紙だしていないし、なんだろうかと思った。そういえば、10年ほど前、10年後に配達されるという手紙を書いて出しておいたことがあった。あれから10年もたった訳だ。

当時まだ結婚もせず、子供もいなかったわけだけど、結婚することになっていた今の奥さんに送ったものだ。当然、結婚後は同居していると思っていたので、僕の実家に送ったが、10年前に思っていた事とは異なり、未だ近所に住んでいる。

どんなことを書いたのか、それは定かではないが、写真が入っているはずだ。タイムカプセルというのは面白い。郵便受けを見たときはっとした気持ちになった。こんなことならあちこちに出しておけばよかった。子どもの頃にあちこちになにか埋めたような記憶もあるがどこだったかなぁ。探して見たい。

もし、今後このようなイベントがある時は、子ども達に送っておこう。10年前のことなんてきっと覚えていないだろうから。

翌朝、手紙を見せてもらった。結婚の報告を聞いて、子どものように喜んだ父の様子、亡き義母のことが書いてある。10年前に心血を注いだ仕事の事も書いてある。10年前とさほど変わらぬ生活をしているだけだが、確実に時が流れているのだと実感した。

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by guruguru-kobo | 2014-11-21 00:01 | ちょっと気になること | Comments(0)
銅版画のひみつ道具
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ひみつ道具と言えば、ドラえもんだが、銅版画家の多くも他の人が持っていないようなひみつ道具を持っている人が多いのではないだろうか。僕は大変不器用なようで標準的な道具を普通に使ってなにか生み出すことが出来ない。そんなことでつい閃いたものを作って見る。そんな中の一つで随分長いこと考えていた道具が完成し納品された。たいしたものではないのだが、金属加工が出来る人にお願いして出来たものだ。

ヘンテコな形をしてるが、大変便利なものになると思っている。この道具を使って作るものを作りだすことが出来る人は日本の銅版画作家でも数える位しかいないだろう。だからこの道具がなにかは、きっと誰にも分からないと思う。

今年も材料の製作に良い時期になってきた。冬の乾燥した時期は、ヨーロッパの気候に似て、銅版画の素材を作ることに向いている。今年はこの道具を使って、秘密の薬品を調合しよう。

新しいひみつ道具の使い心地。使ってみるのが楽しみだなあと待ち遠しい。

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by guruguru-kobo | 2014-11-20 14:25 | ちょっと気になること | Comments(0)
思い込み
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銅版画は細かいものだ。というのは一般的な認識だが一種の思い込みである。現代の銅版画はそんな小さな基準で括られるようなものではない。それと同じように、日本画も和紙の上に岩絵の具を使って描くというのも実は思い込みで幻想だということ知り目から鱗が落ちた。

日本画は油絵が日本に入ってきた際に、それまでの日本絵画を日本画というようになったと聞いていたが、明治時期には漆絵も日本画の一つの技法として扱われていたと聞く。僕は一般的に日本画と呼ばれるものに興味があり、上質な絵の具と的確な技術によって作られた風景や花の絵を見るのが好きだ。だから、油絵のような日本画を見るともう少しよく考えて素材を使えばいいのにと思ったりする。

漆を塗りたくった作品を日本画のジャンルで発表する作家を見て、どんな根拠があるのだろうか。と思っていたら、実は漆画はかつて日本では高く評価された日本画の一種に入っていたと聞き驚いた。

知っているようで、実は思い込みだったりすることは、日常でも結構多い。眼鏡が曇らないようにするには、いつも自分で興味を持った物事に疑いを持って接することが必要なのだと、漆絵が日本画の一種だったと聞いて思う所になった。



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by guruguru-kobo | 2014-11-19 19:36 | ちょっと気になること | Comments(0)
星に願いを
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ワークショップの打ち合わせの時に、担当の保育士さんから「人と違うことをしたい」と希望があった。そうはいってもなかなかか難しい注文で、言うのは簡単が実現は難しい。

今年の制作テーマは宇宙なんです、惑星を作りたいんです。という、これまでのドングリツリーからはかけ離れた難しい注文は、まるで月から来たかぐや姫の要望のようで、ちょいと叶えてあげることは難しなあと思っていた。とはいっても希望とあっては叶えてあげたいとあれこれ考えた結果、安定してきたどんぐりワークショップをバージョンアップさせて惑星を作ることになった。

子ども達に簡単に刺せる支持体で、なおかつ抜けず、上から吊しても大丈夫なようにするには、どうしたらいいのか。試行錯誤の連続だったが、元気一杯な子ども達のありあまる元気も活かしながら、ゲームと制作を合わせたゲーム型ワークショップが完成した。普通室内で行う制作を、野外に設置して体を思い切って使いながら、チームで協力し造形する。発見あり、遊びあり、けんかあり。なんでもやれやれって感じとなった。

開始後、一時間弱で完成した大きな惑星はドングリが1059個が刺さった、直径80センチ、重さ約20キロのものとなった。思った以上のものが出来たと、かぐや姫も大満足。もちろん子ども達も大満足。みんなの願いを込めた大きな星が出来たと思う。ここに惑星を抱いた保育士さんのにこやかな笑顔と子ども達の元気な様子が掲載出来ないのが残念。

僕も初めて見る完成作に達成感と共に、同じ事を繰り返さないことの大切さを改めて感じることになった。そんなことで今日の一枚。

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by guruguru-kobo | 2014-11-17 13:06 | ワークショップ | Comments(0)
季節外れの観光地
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次男のお願いを聞いて朝から水族館へ行くことになった。海に面した水族館は、天気がいいと季節を問わず気持ちのいい場所だ。

大きなエイが頭の上を何匹も通過すると、宇宙人が来たと大声で叫ぶ。確かに見たことない奇妙な生き物だと思う。次男は思ったことを大きな声で相手に伝えることが好きだ。行きたいところ、食べたいもの、やりたいこと、いつも気持ちが良いくらいはっきり伝えることが出来る。

訪れた水族館のある街は、古くからの町並みが残っていて、時々面白いお店がある。長男はそんなお店を眺めていくのがとても好きだ。射的やスマートボールの出来るお店もある。次男のお願いが水族館なら、長男のお願いは以前行ったことのある射的だった。

長男はなにかと慎重で静かな気質なので、射的をするときもジーと念入りに狙って打つ。次男はエイを見て宇宙人が来たを雄叫びを上げるような感じなので、射的なんかやらせると、打つのも思いっきりが良いしノリがいい。かけ声の割には射的は一発も当たらない。

そんな調子でさっさと球を打ち尽くして、今度はスマートボールをするが、初めてやったゲームが楽しいようで、喜びを体と声で表現しておおらかに遊ぶ。これには、お店の年配の女性達も目尻を下げて微笑んでくれた。長男は慎重に球を打つのでなんとなく始まってなんとなく終わってしました。

兄弟と言っても、同じゲームをさせると真逆な気質が露わになる。後ろで眺めていると本当に面白い。僕も弟と全く正反対の気質だが、仲は決して悪くない。この兄弟もそうあって欲しいなあと二人並んでゲームする姿を見て思う。

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by guruguru-kobo | 2014-11-16 20:41 | ちょっと気になること | Comments(0)