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昨年末に刊行した拙著「銅版画のメティエ」からのご縁で1996-2004に制作した作品を展示させて頂くことになりました。《永久機関》、《霏霏》シリーズを中心に展示致します。DM掲載作品は、多摩美術大学で開催中の「須藤一郎と世界一小さい美術館ものがたり」にも展示されています。お出かけにくい時期ではありますが、どうぞご高覧いただけますようお願い申し上げます。 大矢雅章展 Prints 1996-2004 11月9日(月)ー 11月14日(土) 平日10:00-18:00 / 土曜日13:00-17:00 在廊日:14日(土) 252-0239 神奈川県相模原市中央区中央3-7-1 #
by guruguru-kobo
| 2020-10-27 18:33
| お知らせ
寒冷紗と一口で言っても、実は種類が沢山ある。ここにある3種の寒冷紗は、目の細かいものから中目から粗めに掛かるものだ。一番上は、加納光於先生が使用していたもの、真ん中は深沢幸雄先生が使っていたもの、一番下は、自分が普段使っているもの。作家によって好みのメッシュ数はさまざまである。刷りによって、寒冷紗のメッシュ数を変えることで、その作業性は大きく変化する。粘性だったり拭き方であったり。糊をどこまで落とすかによっても使い勝手が随分変化する。薬品で糊を落としてしまい柔らかくする方法もあるけれど、僕は手で時間を掛けて柔らかくする方が好きだ。糊を落とし過ぎても柔らか過ぎるし、かたいと拭きにくいし。これは感覚的なものなので、好き好きだろう。好みの感じが決まると刷りのフォームも決まってくるのかもしれないと思う。 #
by guruguru-kobo
| 2020-05-11 07:26
| エッセイ
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by guruguru-kobo
| 2020-05-10 12:41
| エッセイ
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by guruguru-kobo
| 2020-05-07 22:29
| ちょっと気になること
時々思い出したように、道具作りをする。絵の作り方を変えると、道具も技法に合わせて変える必要があるためだ。ここ最近は、メゾチント技法で作ってみたいテクスチャーがあるので、それを出せるようなバニッシャーを作ることにした。 金属を削り出して形を作る。この形は作り手の好み。僕はできるだけデリケートな形が好き。金属の振動が手に伝わることで、どのくらい削れているのかわかるからだ。これまでは、すべて金属だったが、今回は東急ハンズで、箸の自作用に売っていた黒檀を削りだして枝を作ってみた。目が詰まっていて硬いし綺麗。これはいい。 いろいろな種類の木材を削りだしてみると、香りもそれぞれでいい。新しい作品が出来るときに、新しい道具が一緒に出来てくる。銅版画には、作る楽しみが沢山あっていい。
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by guruguru-kobo
| 2020-05-06 09:00
| エッセイ
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