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美術家 大矢雅章の目
by guruguru-kobo
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文章は書き手の性質を良く表すといいますが、PHPビジネス新書から出ている「プロフェッショナル進化論」は、とても忙しい人生を送っている方が書いたように思いました。読み終わってみるとふとそう思います。なんだか気ぜわしい感じが残りました。美術の世界では絵は当然、書き手を表す鏡になりますが、文章よりも赤裸々に伝わってしまう、澄んだ鏡かもしれません。

そんなことを思って版画界で活躍する女性作家の展覧会を2つ見比べてみると、随分とそのお二人の性質が良く分かったような気がします。一所懸命、必死に取り組んでいるだろうAさんの展示にはどこかピッシっとした凛とした雰囲気が漂っていましたが、大らかに余裕を見せるBさんの展示は緩やかで大らかなものでした。どちらも高い次元で制作された作品なのでどちらが良いかは見る側の問題になりますが、今の僕にはなんとなく緩やかに作られた作品が心に残りました。

鏡_d0134629_9382321.jpgそんな中、友人で造形作家の中村正君が、彼の人柄を良く表した、楽しい可愛らしい動物をモチーフにした展覧会を開催していました。ギャラリーなつかで17日まで開催していますが、この展覧会は会期中に少しづつ作品が増えているようです。大学を卒業後、マイペースに作品を発表して、少しづつ変化見せる作品は、彼の分身のようにとても魅力的でした。作品と自身が等身大だというのは最もいいことだと思います。

鏡_d0134629_9375246.jpgいろいろな作家の友人がいますが、後輩でインスタレーションで作品発表をしている村上郁さんの新作に声で参加するために収録に協力しました。彼女は数いる後輩達の中で、僕の知る限りもっとも論客で、僕の知的好奇心をいつも楽しませてくれます。今回の収録は「イメージの島」についてでした。3分ほどの間に、自分がイメージする島についてマイクに向かって話すのですが、突然だとなかなか上手く行かず、申し訳思っていますが、そんな声が参加する5月1日ー29日にLOOP HOLE で開催の彼女の新作展がとても楽しみです。(写真はロンドンでの展覧会風景)

今の時期は展覧会が目白押し。街にでるといろいろな個性に出会えるチャンスかもしれません。
by guruguru-kobo | 2010-04-17 00:01 | 交友録
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