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僕は他人に笑われるほど、いろいろなことに用心深い。特に怪我や病気に対しては神経質な程に用心をしている。考え始めると不安になるのでほどほどにしておきたいが、病気になったなれの果てを見てしまうと心配せずにいられない。 まあ他にも特に盗難や泥棒という、怒りの矛先を向ける先のないことに対しての用心は怠らないようにしている。怒りの矛先のむけられない、不条理な出来事は病気になる原因になるからだ。 かといって今、なにか病気になっているというと、全くそんなこともないのだが、見えない病にならないためには、「気持ち」の持ちようがいつも大切だと思っている。まあ、くよくよしない、後悔しないということが一番だと思うのだが。 そんなことを思っていても、類は友を呼ぶということわざがあるので、また一つ心配になるのだが、僕の友人達の数人が、パニック障害という病気になったことがある。良くは分からないが、一種の鬱のようなものかもしれないと僕は勝手におもっている。もし類友とか言って僕もこんな治りずらい病気にかかったらどうしようと時々不安になる。この病気はまじめな人が自分を追い詰めてしまってなるらしい。 鬱になるには、「内的要因」と「外的要因」があると、先日世間話の際に伺ったばかりだが、僕は精神が内向きに向いてしまって、殻の中に閉じこもってしまう、鬱を初めとした病気に対して長い間、いろいろな観点で考えている。 内的要因で自分を殻の中に閉じ込めてしまうと、自分でも殻からの出かたを忘れてしまうのか、居心地がいいので、出てこなくなってしまうのか、本人以外は分からないが、ともかく取り巻く周りの気持ちは関係なく、外部とのコンタクトが遮断されてしまう。それはまるで居留守のようにも思う。村上春樹描く小説の中に時々、主人公が穴の中に入ってしまうようなくだりが登場するが、僕はこの文章を読んで殻の中に閉じ困ってしまった人達の様子を比喩的に書いたように感じる時がある。いろいろな観点から時々考えるが、僕は医者でもないし専門家でもないので、自分なりの考察にはまったく答えは出ていない。でもこれからも個人的興味の対象から外れることがない考察対象だろう。それくらい、自ら殻に閉じ籠もるという現象に興味がある。 まあそんなことを、銅版画を作る静かな時間に、時々思い返したように、考え始めると、自分は大丈夫かなあと、根拠もなく不安になったりする。きっとそんなことを思うのは、自分には関係のないことだと、どこかで客観視しているからだろう。 もし僕が閉じこもったら、狭い所が好きなので中々出てこなくなりそうだけど。これもころばぬ先の杖。
by guruguru-kobo
| 2010-06-18 11:21
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