展覧会というのは雨が降るとぱたりと人が来なくなる。自分も足が遠のくので気持ちは分からなくない。今日は雨が降っていたので、きっと会場にはあまり人が来ないだろと思って沢山の書類を持って出かけた。どういう訳か、僕はいつも沢山の事務仕事に追われていて、なんでフリーランスの芸術家がこんなに書類に囲まれなくてはならないのだろうと思うことが多い。
さあ、と書類をテーブルに広げると、広げた途端、期待を裏切って次から次へと来客がある。そんな中で、今日はこのブログにも登場回数の多い、
鈴木朝潮さんと
真木欣一さんが揃って雨の中来てくれました。そこにタイミングを合わせたかのように、版画家の友人もふらりと現れて、まあ賑やかな昼下がりになりました。
そんな彼等とは版画の国際展を通じて仲良くなりましたが、ちょうどエントリー中の中国とインド開催の国際版画展のバックナンバーが会場にもあります。このカタログも稀少です。応募に興味のある方は、展覧会の会場で声を掛けてください。明日も画廊に1時から6時まで在廊します。多くの皆さんの来場をお待ちしています。
(写真は多分最後の出品になる永久機関シリーズの初期の作品。小さいものは今回で絶版になりました。)