開催中の個展も明日までとなりましたが、今日は午後2時よりメゾチントのワークショップを開催します。ワークショップ中の観覧はどうかなと思う方もいると思いますが、個展の会場は3部屋、作品点数約60点ありますので、ワークショップ開催中でも作品は気兼ねなく見ることができます。
このワークショップでは、メゾチントの目立てを補助する自作器具「ルーパー」を初公開します。本ワークショップではその器具を使って目立てをした版、僕が普段制作に使用している銅版画用刃物を使い、インクはフランス製の水性インクを使用した本格的なワークショップとなります。
また同時開催の手にとってみる小さな版画展は大変好評で観覧平均時間が約1時間となっています。16人の作家の小さな世界を是非ご覧ください。作品の価格は1000円台から13000円位でその場で気にいった作品を購入できる仕組みになっています。若い作家の発掘に、応援に多くの方のご理解、ご支援を頂けたら幸いです。
そういえば、昨日は大変有名な版画コレクターの方がわざわざ遠方までこの「手にとる・・・展覧会」を見にきて作品を購入して下さいました。また某公立版画美術館の学芸員の方の勧めで遠方からも画廊関係の方がお見えになりました。企画者として目の肥えた方々がこの展覧会を注視してくださって大変うれしく思っています。
ワークショップの見学と共にお越し頂けたらと思います。皆様のお越しをお待ちしております。