すどう美術館での二週間の個展も無事に終了して、ほっと一息ですね。と言われるが、展覧会は終了して暫くの方が忙しい。そんなことで、このやらなくてはいけないことが、一日で終わるのかという量の物事に取り組む。
今日から教えに行っている版画工房も新学期。秋の展覧会。そんなことも盛りだくさん。忙しいのもいいのだけど、少し多すぎるような気もしないではない。
そんな中で、次回、11月12日から20日まで開催の前橋、ギャラリー・スペースMでの個展、来年5月8日から20日までの六本木湘南台画廊での新作展の打ち合わせが始まり、気持ちは次回の展覧会へシフトしている。
11月の展覧会は新作の巡回展になるので、この2年間の一番いい作品が並ぶ。漆黒の大型版画、詩画集、手に取る版画。群馬で応援してくれている目の肥えたコレクターの方々はとても楽しみにしてくれているので、巡回展となるが気持ちも引き締まる。
5月の展覧会は久しぶりにボックスのオブジェを制作する予定で、打ち合わせが進んでいて自分でもどんなものを作るのか楽しみにしている。油彩にもチャレンジする予定であるが、これはいかんせん出来てみないと分からないなあと、一抹の不安だけが過ぎる。
ちなみに来年は5月のあと、9月に新潟十日町で行われるトリエンナーレの会期に併せて、十日町で個展。11月に座間市、座間神社境内にあるギャラリーでオブジェの個展とドングリを使ったワークショップ、12月に海外での初の美術館展示(予定)となっている。
あー休みたい。と思いつつ、結局一年間で仕事をしない日は数日しかない。体を壊してはおしまいだ。という家族の言葉が耳に痛いが、先の展覧会の内容を考えるのはなによりも楽しい。