やっと地震の影響もなくなってきたのか、銀座に外国人が戻ってきたようだが、目の前で凄い物をみた。
中国人の女性二人が白昼堂々取っ組み合いの喧嘩を始め、最後は跳び蹴りをして終わりをみたようだった。目の前で突然起こった出来事だったが、言葉が分からないので軍鶏の喧嘩のように見えた。
さてそんな銀座をぶらぶらと新橋から東京駅に向かって歩く。新橋よりでは
鈴木朝潮さんの個展が22日まで開催中である。デジタルプリントの可能性を探っているらしい展覧会で、大きな作品が展示されていた。デジタルの作品の今後がどのようになっていくのか楽しみでもある。
養清堂画廊では高垣秀光さんの新作展。木版画の切れの良い作品が光る。多摩美の先輩でもあるが、版画協会の作家の中では個人的に一番好きな作品でもある。今回の個展に並んだ作品はとてもシャープで静かな世界の中に物語りがあり美しい。
ギャラリー和田で開催中の同じ座間アーティストファイルメンバーの
穂積千幸さんの木を使ったリトグラフは、大らかなチューリップを題材した作品で気持ちがいい。大きな色面が持つ色の力を感じる。
と、ざっと一回りして来ましたが、そんな中で今年最後の展覧会のお話を頂きました。11月後半に、すどう美術館で発表した「素描としての銅版画」(下写真)の作品をある画廊で展示させて頂くことになりました。インフォメーションはまた追ってこのブログで告知します。