梅雨の時期はさまざまな紫陽花の花が咲く。紫陽花の学名は「水の器」をいう意味をもつ「ハイドランジア」というらしい。昨日の天声人語から学んだことだが、「ハイドランジア=水の器」という言葉は、まるで梅雨の季節を表す言葉のようで、なじみは薄いが不思議としっくりくる。
数ある紫陽花の中でも僕はこの柏葉紫陽花が一番好き。この白い紫陽花にはなぜかジューンブライドという言葉がぴったりくる。明日は友人の結婚式。梅雨の晴れ間に長身の彼女にぴったりなウエディングドレスが見れることだろう。今日は八重に美しく咲く紫陽花が、明日の彼女の晴れ姿に重なって見える。6月の花嫁。末永く倖せになって欲しい。