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なにかをジーと眺めるのが好きだ。水族館の大きな水槽だったり、流れゆく雲だったり、眺める対象はなんでもいい。遮るものがなければない方がいいが、眺めている場所が快適だと気持ちよく眺められて時間を忘れていられる。 特に僕は高い場所から雲の動きを眺めるのが好きだ。ゆっくりそして早く流れる雲の動きはどこか水のようでもあり、自然のもっている本質を眺めているようにも感じることができる。横浜ランドマークタワーは、周りに高い建物が出来てしまってもまだまだ、360度遮るものがなく風景を楽しむのにはとてもいい。海があり、街があり、さまざまな景色をまるで四季を楽しむように4面の方向で選び眺めることが出来る。日曜日なのに丁度いいくらいのまばらな入場者でいい雰囲気でのんびり出来る。 眺めるということで言えば、僕は展覧会を見る時、結構眺めて見ている。見るというより、遠くから俯瞰して物事を眺めるようにぶらぶらと眺めて歩くことが多い。時折はっと興味を引くようなものがあればスーと近寄ってみるが、ほとんどはプラプラと、しかし感性のアンテナをよく広げて考え眺めるのが、僕の鑑賞のスタイルのようになっている。 横浜美術館で現在開催中の展覧会もサイズも大きいし絵柄もはっきりしていてプラプラ眺めて歩くのに丁度いい展覧会だった。みんな近くでじーと見ているが、簡単なスケッチなんて遠くから見た方が雰囲気が分かっていいと思うだけど。と思うが・・・。有名な作家の作品は見る側もなんとなく構えてみてしまうところがあるが、どうしよかっなあって感じで模索しながら制作されている感じが、簡単なスケッチドローイングなどから見て取れる展覧会で作り手として共感できる展覧会だったが、展覧会としては2001年に見た個展の方が強烈なインパクトを僕の中に残している。 作ることは模索すること。表現を結実させたり、また壊したり、現在進行形の作家の個展は紋切り型にはまらない面白さと共に、一度定着させたイメージを展開させて広げていくスタンスのむつかしさをみせてくれたようにも思う。
by guruguru-kobo
| 2012-09-10 00:01
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