保育園で開催する陶芸ワークショップのための打ち合わせを自宅のアトリエでおこなった。5歳児に本格的な陶芸を体験させるワークショップの内容を、担当の保育士達と共に考えたのだが、僕が考えているほど難しいことが出来ないようで、なんども試行錯誤を重ねて、プランを考えることになった。たまたま居合わせた6歳児2人のふざけ具合を見る限り、陶芸を体験させることは、とても難しいことが良く分かっていい打ち合わせになった。
しかしものをつくるのは、本当に個性が出る。同じ素材をつかって、同じように作ろうとしても、自然に形に個性が表れる。繊細な人は繊細に。おおらかな人はおおらかに。
幼児には複雑なプロセスが難しいので、ごく簡単な方法論をとることになったが、きっと先生達のように、それぞれの個性が強く表れる作品ができるだとうと楽しみになった。