小学生位まで釣りが好きだった。近所に釣り堀があったこともあって、よく1人で釣り堀に出かけた。見えているのになかなか釣れないのでイライラしながら様子を眺めていたことを思い出す。
GWの初日、子ども達の釣り堀に行きたいという希望を聞いて、久しぶりに釣り堀に行く。えさも上手につけれない長男はじれじれして落ち着いていられない。普段落ち着きのない次男は、大人しく竿を握って座っている。釣りというのは、本質が出やすいので、こういうことをすると気質がよく分かる。
途中飽きてしまった次男の代わりに始めると、よくウキを眺めた頃のことを思い出した。釣りというのは、魚との知恵比べであって、あんまり釣れても釣れなくても面白くない。
わずか1時間程度の遊びだが、ウキの浮き沈みを見ながら、どうしたら釣り上げることが出来るのか。水面の変わりゆく景色の中、いろいろ思いをはせながらゆっくりと時間を過ごすのもたまにはいい。やっぱり釣りは好きな遊びの一つなのだと思う。またいつかゆっくり取り組みたい。