子供の頃に父方の祖母が良く作ってくれたコロッケはとても美味しかったことを今でも覚えている。自分の息子も母の作るコロッケが大好きだ。
子供の初めての遠足があるので、その大好きなコロッケを父である僕が今日は作ることにした。
まあ絵の具を練るのとの同じようなもので、工程自体は絵を描くのと大して代わりがないので母から聞いた分量で初挑戦。手取足取り教わるのは好きではないので勝手にやることにした。
そういう僕が教えている銅版画講座には、そんな気質の人ばかりが集まっている。やっぱり類友なのでしょうかね。みんな研究熱心で。。。
息子は僕の作る料理を、とても美味しそうに食べるので作りがいがあるというものだ。
腕を奮って頑張ってみたのが、この写真。一口大のものが子供遠足用。
美味しそうに食べる姿を想像しながら、祖母も遊びにくる度に、手の掛かるコロッケを作ってくれたのだと思うとなんだか作りながら懐かしくなった。
思い出はやはりなんでも手作りのものに宿っていると思う。