広く版画というものを知ってもらうために、多摩美術大学で「版画のいろは」という講座の銅版画を担当することになりました。
銅版画2講座、リトグラフ、木版画で2日間づつのリレー講座は初めての試みで、どんな感じになるか楽しみですが、珍しくアシスタントもつかず、8人という少人数で行う講座はとてもアットホームでいい雰囲気で始まりました。未知の世界に一歩足を入れる時の緊張感は、習い事の醍醐味ですが、その上で気軽に楽しんでもらえたらと、教える側はいつも思います。
「いろは」というくらいなので簡単なものに思ってもらえるとよいのですが、講座が始まるとみなさんが熱心で、「いろは」を超えて「ほへと」になっています。
来週どんな作品ができるのか楽しみです。