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美術家 大矢雅章の目
by guruguru-kobo
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社会貢献
ブラジル版画展も無事終了しました。多くの方々のご来場感謝しております。この展覧会はブラジルと日本の交流を盛んにするために日々働いている方々の温かいご尽力で開催された展覧会です。その方々の社会貢献は並々ならぬものがあります。社会的成功を治めた多くの方々がこのような文化的活動に協力してくださり感謝の限りです。

展覧会では多くの方々とお話する機会があるのですが、その中でこの社会貢献に関する話題もありました。どんな職業でもそうだと思いますが、年齢に関係なくある地位に座る以上はやらなくてはならない社会貢献の義務があると思います。

僕はボランティアという言葉が好きではありませんが、自分の仕事のフィールド上における社会貢献ということについては、創作の仕事を追求することと両輪だと考えて大きな関心がりあます。

この考え方はスポーツ選手のサインに例えられます。自分の生きている世界をはっきり認識している選手は観客に丁寧にサインをするそうです。これは自分の業界の活性化のために自分がしなくはならない職務的義務だと認識しているからでしょう。

僕が学んだ作家は本当に立派な方々だと思いますが、このサインのようにどんな人にも丁寧にアドバイスをしてくれるような方々でした。これは版画というマイナーなジャンルを少しでも知って貰うための社会貢献だったと思っています。それが切っ掛けで多くの人が版画に触れることになったは事実です。

展覧会に来てくれたキャリアの浅い作家さんが、その方々の一人に手紙を出したところ丁寧な返事が返ってきて感激したと話していました。その話を聞いてやっぱり彼は流石だと感心しました。逆に同じように社会貢献をしなくてはならない立場の方々の多くが、その方の手紙を無視して返事を返さなかったと聞いて、それが出来ない人達の多さに同じ業界にいて残念だと思うのです。(ちなみに手紙の返事を出したのは超超大物です。)

00会の会員だとか00様だとか言っても自意識ばかり過剰な方が多くて、そんな人達の心ないそぶりがどんどん興味ある人達を遠ざけているのだなあと実感しました。

超大物と大物の差、ここに現れたり。といった感じでしょうか。
by guruguru-kobo | 2008-07-15 10:43 | ちょっと気になること
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