美術家 大矢雅章の目
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2010年 09月 26日 ( 1 )
森羅万象をこの手の中に
先日、京都の建仁寺で石庭を眺めた。どういう訳か炎天下の縁側に座ってぼーと庭を眺めていたのは、比較的若い男性が多かった。僕もそのうちの一人だったが、雄大な自然が自慢な庭を眺めるより、四方を固められた箱庭である石庭を眺めている方が楽しい。どういう訳か、石庭を眺めていると広大な宇宙を眺めているように思う。

四方を囲んでの石庭や箱庭は日本古来の文化であるが、実は狭小住宅に住まっていてこのようなものを愛でるようになったのではない。広大な庭を有していて、さらにこのようなひっそりと庭を持っているのである。まあ、ある種の贅沢の極みでもあるが仏教的思想の形式化とも言える。

この石庭や箱庭の概念をさらに小さくしたものに盆石の文化があるように思う。僕は盆石には明るくはないが、お招き頂いた細川流の盆石展で詳しく話を聞いてみると、昔の資料を見る限り、広大なお屋敷の一室に道具を広げて、作る箱庭遊びをしていたものが源流にあるらしいということがわかる。僕は拝見する限りやはり家元初代の簡素な盆石に日本のわびさびを思うだが、現在では大分華やかなものになっているらしい。

日本には外に広がる雄大な景色を屋内に持ち込んで愛でるという、独特な文化があるがこの盆石もそういった日本古来の文化の源流に沿ったものであり、初めて見たがなかなか面白い。盆の上に石を置いて世界を作る。なんだかもの派の作品にも思えてくる。

石庭にしろ、盆石にしても、手の届くような大きさの場所に、森羅万象を作りだそうとする日本の古典文化には学ぶことが多いのである。
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by guruguru-kobo | 2010-09-26 22:35 | ちょっと気になること | Comments(0)